生花の梱包方法と発送時の注意
花束、ブーケを発送いただく際の方法と注意点をまとめました。
梱包材について
お花発送用のダンボールや梱包材はお客様ご自身でご用意いただいております。
ご用意方法の例
- 通販のお箱を再利用
- スーパーなどでご入手いただく
- 配送業者でのご購入
便の種類について
生花は痛みやすいため、クール便のご利用をおすすめしております。気温の低い冬は通常便でもかまいません。
クール便の目安:
- 12月〜2月 通常便でOK
- 3月〜11月 クール便をおすすめいたします
※「チルド便」ですとお花が凍ってしまう恐れがございます!「クール便」をお選びください!
梱包方法について
お花の下準備と、梱包の手順をご案内します。
※花束の茎先が保水された状態の場合(吸水スポンジや保水ジェルなど)は、[1] ~ [3] を飛ばして[4] へお進みください。
[1]茎先を水切りする
「水切り」とは、水を張ったバケツ・キッチン桶等の水中で、茎先をカットすることです。
必ず「水中」でカットしてください。空気中で茎を切ると、茎の導管が空気で詰まり、水が吸えなくなることがあります。
茎はキッチンバサミなど必ず切れ味の良いハサミでスパッと切ってください。手で折るなど、切り口がガタガタの状態にされますとお花が水を吸えず急激に傷みが進みます。
茎は15〜20cmほど残していただければ、梱包しやすい長さにカットしても大丈夫です。
[2]お花に水を吸わせる
花束を花瓶に入れ、できれば3〜4時間、お時間が取れない場合は1時間程度でもいいのでお水を吸わせてあげてください。
お花がしっかりと吸水できていれば、花びらがみずみずしくなります。
[3]茎先を保水する
吸水が済んだお花の茎を、下の写真のように、キッチンペーパーや脱脂綿などにタプタプに水を吸わせて包みます。
茎の上からアルミホイル・ビニール袋などで覆ってテープ止めし、水漏れを防止します。

[4]花束をダンボールに固定する
お花が側面等にあたって潰れないよう、立てた状態でダンボールへ固定してご発送くださいませ。
ポイント
- 茎はダンボールの底に固定されている
- 花びらがダンボールの側面や底面に強く当たらない

その他の注意点
- ラップやビニールなどでお花全体を覆ってしまうと花や葉が呼吸できなくなるため、全体は密閉せずに梱包くださいませ。
- 花束を梱包せず宅急便の営業所等に持ち込んでも、生花は断られる場合がございます。必ずご自身でダンボールに梱包した状態でご発送くださいませ。